イリーゼ日記 | ＠上板橋デイ

こんにちはイリーゼ上板橋のよしあつです。

このところ秋から冬へと急に季節が移り変わってきました。

人間歳を重ねるたびに時の流れを早く感じるという利用者様も少なくありませんが、皆さんはいかがお感じでしょうか?

このところ、イリーゼ上板橋でもボランティアの皆様のお力添えで書道・ピアノ演奏・音楽療法・俳句・舞踊などの文化レクが盛んになって参りましたが、つい先日も江戸粋芸と題して「カッポレ」などの芸術的ともいえるすばらしい踊りをあるボランティアの皆様に披露していただきました。

 

さて今回のテ－マは夜の眠りについて考えてみました。

朝の送迎のときに利用者様に｢夕べはよく眠れましたでしょうか?｣とお聞きするようにしていますが、中には「なかなか眠れない。夜中によく起きる・・」とおっしゃる方もおられます。

そのようなときに、私は個人的な趣味として「某公共放送のラジオ深夜便」の聴取もなかなかいいですよ!と、「小さな親切、余計なお世話」を焼いてしまうのです。http://www.nhk.or.jp/shinyabin/

このラジオは夜１１時２０分頃から朝５時まで歌ありト－クありで、いろいろなコ－ナ-がありますが、なんといってもアンカ－と呼ばれるアナウンサ－のみなさんの語りにあります。

それもそのはず、みなさん一線を退かれた大ベテランのプロフェッショナルなのです。

落ち着いた雰囲気でとても癒されるのです。

デイサ－ビスの利用者様の平均年齢に近い年齢層の方が多く聴取されているのです。

お便りを聞きますと70代80代の方が圧倒的なのです。

という理由でデイの利用者様にもお奨めしています。

 

私の聴取歴は16年ほどになります。キッカケは入院を余儀なくされていた頃にたまたま眠れずにラジオにスイッチを入れたところ(イヤホンですよ)たちまち癒され、いつのまにか深い眠りに落ちていったのです。以来毎日のように・・・スイッチを入れて30秒で寝てしまうことが多いのですが(笑)、朝方3時、4時にまたまた聴いているのです。

 

このラジオで一番感動させてもらったことは、当時朝4時から「心の時代」?と言っていたかと思いますが、ある評論家の方がご自身の講演を通して次のように語っておられました。

 

『各地の小学校で講演を頼まれてお話していますが、なかでも小学生からの質問でよくきかれることがあります。それは「先生は何のために生きているんですか?」という質問なのです』

これを聞いて私は、この先生は小学生相手に何とお答えするんだろうと緊張しました。

するとこの先生は単純明快にこう言ったではないですか。

「みなさんそれは簡単ですよ。私は人のために生きているのです」このことにとても感動してしまったのでした。

デイの利用者様の中でも後ろ向きで悲観的にご自分を語られる方も少なからずいらっしゃいますが、このようなときに「みなさんそれは簡単ですよ。私は人のために生きているのです」の話をさらりとさせてもらっています。

少しお話が暗くなってしまいましたが、私たちの仕事はまさにそうなのかなあと自己満足してしまうのでした。

次回は明るい話題を提供させていただきます。

歴史のある旧川越街道沿いの賑やかな商店街のど真ん中に位置するイリーゼ上板橋から初めての発信です。

板橋区はどちらかといえば、江戸っ子気質の下町っぽい人情味あるエリアです。

が、なんとイリーゼ上板橋の住所は練馬区北町なのです。

ですから両方の区から利用者様はお見えになります。商売繁盛!!

今回は、当施設で流行っています脳トレ－ニング(レク)の一つ麻雀を取り上げてみました。

当初はなかなか面子(メンツ4人)が揃わなくてスタッフが入ったりして大変でしたが、現在ではメンバ－が13人

(内女性2人)となり、曜日によっては卓が足りない時もあります。商売繁盛!!

ル－ル自体は最もオ－ソドックスな完全先付け方式です。

メンバ－の中には、牌をつかんで持ってくるのに相当苦労される方もおられますが、手指や腕のリハビリを兼ねて

一生懸命です。必死です。

ここでイリーゼ上板橋のすごいサ－ビスをご紹介しますと、上板橋麻雀倶楽部のメンバ－の皆さまには、なんと

似顔絵のプレゼントを差し上げています。

当施設にはプロ顔負けの似顔絵師がおります。独学だそうですが、利用者様の特徴をとらえてホントに似ております。

今では他の利用者様にも順々にお配りしていますが、特にご家族に大評判で、円盤型にラミネ－ト処理してカバン

や袋に名札として使ってもらっています。

ご本人はいつもニヤリです。まだ似てないとのお言葉はありません(笑)

悩みは、遊戯時間です。マッサ－ジなどの合間を縫ってヒヤヒヤ行っ

ております。

以上今回は上板橋麻雀倶楽部の紹介でしたが、次回は別企画で受

けを狙いたいと思います。