「薬手帳」持参で医療費が安くなる!正しい使い方と便利なアプリ


調剤薬局で「お薬手帳はお持ちですか?」と聞かれたり、薬手帳を作るようにすすめられたりした経験はないでしょうか。
薬手帳は処方してもらった薬の情報を記録していくものですが、使い方はそれだけに限りません。
健康管理に使えたり、災害時に薬の正しい情報を伝えられたりするなど、介護を受ける人・介護している人の両方に役立つさまざまなメリットがあります。
そこで今回は、薬手帳を持っているメリットと活用方法、医療費との関係や便利なアプリについてご紹介します。

 

【目次】
1. 薬手帳とは
2. 薬手帳の活用方法
3. 薬手帳を持参すると安くなるケース・ならないケース
4. 便利な薬手帳アプリ
5. 薬手帳を有効的に活用しよう

 

薬手帳とは

そもそも薬手帳とは何なのか、特徴ともらうメリットをご説明します。

●薬手帳の特徴
薬手帳とは、これまでに自分が服用してきた薬を記録する手帳のことです。
具体的には、薬を処方してもらった日付、処方箋を出してもらった医療機関、薬の名前と量、服用の方法、服用に関する注意事項、調剤した薬局の名前などが記載されています。
いつ、どこで、どのような薬を、どれくらいの量で処方してもらったのか、自分が服用してきた薬の履歴を1冊で把握できるのです。
薬手帳は全国の調剤薬局(保険薬局)などでもらえます。
薬局によってデザインは異なりますが、一度作ればどこの薬局でも同じ薬手帳を使えます。

●薬手帳をもらうメリット
薬手帳には過去の病気や副作用・アレルギー歴が記録されているため、新たに薬を処方してもらうときなどに、副作用や飲み合わせのリスクを軽減することができます。
また、普段から薬手帳を持ち歩いていれば、自分自身が服用している薬がどのようなものか、正しい情報を伝えられます。
介護を受けている人は、服用する薬の種類が多すぎて覚えられないことや、自分では管理できないこともあるでしょう。薬手帳を1冊作っておくと、薬を服用する本人でなくても管理が可能です。

 

薬手帳の活用方法

薬手帳の使い方は薬の管理と記録だけにとどまりません。1冊作ったら、最大限に活用しましょう。

 

●通院するたびに必ず提出する
病院や歯科医院など、医療機関を受診する際には、薬手帳をその都度提出しましょう。
その際、薬手帳を医療機関ごとに使い分けたりせず、1冊にまとめたほうが診察する医療機関も過去に処方された薬や服用歴を確認できるので安心です。
複数の薬手帳があると、介護をする人にとっても管理がしにくいでしょう。

 

●薬局で市販薬を購入した際には自分で記録する
ドラッグストアなどで市販薬を購入したときも、自分で薬手帳に記録しましょう。
市販薬にも副作用や飲み合わせのリスクがありますし、同じような効果のある薬を重複して処方されるのを防ぐことができます。
説明書などをもらったら、薬手帳に貼っておくと良いでしょう。

 

●血液検査の結果を貼る
病院で受けた血液検査の結果も、薬手帳に貼っておくと薬を処方してもらう際に役立つことがあります。
血液検査の結果によっては飲まないほうがいい薬があるからです。
また、検査結果の数値の変化から薬の副作用が判明することもあります。

 

●身長と体重を記載しておく
薬手帳に身長と体重のデータを記録しておくと、介護を受けている人の健康管理に役立つでしょう。
身長と体重の数値があれば、「体重(kg)÷身長(m)の2乗」でBMI指数を出せるので、肥満度も把握できます。

 

●疑問点や質問があるときは記録する
処方された薬について疑問や質問があるときは、薬手帳の余白に記録しておきましょう。
医療機関を受診したときや薬局で薬を処方してもらうときに、聞き忘れを防ぐことができます。

 

●常に持ち歩く
薬手帳を作ったら、常に持ち歩くことが大切です。
新しい医療機関を受診するときは、これまでの病気や薬の服用歴を知ってもらうのに役立ちます。
またドラッグストアでも、薬手帳を持っていれば、薬剤師に相談して市販薬を購入することができます。
自分が服用している薬の名前や量を正しく伝えることができるので、旅行先で倒れたり、災害時に具合が悪くなったりしたときも役に立つでしょう。

■「お薬手帳」は撮影用にデザインした架空のものです。

薬手帳を持参すると安くなるケース・ならないケース

2016年4月に行われた診療報酬改定に起因して、薬手帳を持参すると、持参しなかったときに比べて医療費が安くなるケースがあります。

 

●薬手帳持参で医療費が値下がり
薬局で薬を調剤してもらう際には、「薬剤服用歴管理指導料」が発生します。2016年4月の診療報酬改定により、薬手帳を持参すると管理指導料は380円で、持参しなかった場合は500円がかかることになりました。
持参した場合としなかった場合の差額は120円となり、医療費の自己負担が1割の人は10円、3割の人は40円の差額が生じる計算です。

 

●医療費が安くならないケース
薬手帳を持参して医療費が値下がりになるのは、「6カ月以内に同じ薬局で薬を処方してもらったとき」のみです。
6カ月以上薬局に行かなかったときや、別の薬局で薬を処方してもらった場合は薬手帳を持参しても安くなりません。
また医療機関の近くにあり、主にその医療機関の処方箋を扱っている「門前薬局」で処方してもらう場合も安くならないため、注意が必要です。

 

便利な薬手帳アプリ

薬手帳は薬局でもらう冊子だけでなく、スマートフォンなどで管理できるアプリのサービスもあります。アプリをダウンロードしておけば、薬手帳を忘れる心配がないので安心です。

 

●「日薬eお薬手帳」
「公益社団法人日本薬剤師会」が提供しているスマートフォン専用の無料アプリです。
薬の情報は手で入力するほか、薬局で印字してもらったQRコードから取り込むことも可能です。
スマートフォンをかざすと通信できるNFC機能に対応している薬局では、店頭の機器で薬情報を取り込むことができます。
過去の薬情報を探したいときは、カレンダーや一覧形式で探すほかに、期間を指定して閲覧できる機能があります。
サーバーに薬の情報を保管しておくと、指定した薬局に見てもらったり、カメラで撮影した処方箋の画像を指定した薬局に送信したりすることができるのも便利です。

 

また、「日薬eお薬手帳」では、家族全員のデータをまとめて管理できます。
介護を受けている人の薬データもまとめてアプリに登録しておけば、緊急時もスマートフォンがあれば対応できるので安心です。

 

●「お薬手帳プラス」
「日本調剤」が提供している無料アプリで、パソコンやスマートフォンで利用することができます。
薬の情報を手入力またはQRコードで登録できるほか、処方箋をスマートフォンで撮影して薬局に送信し、薬の準備ができるとお知らせが届く機能もあります。
また「お薬手帳プラス」は、体重やBMI数値、血圧や脈拍などを記録してグラフ化できるので、日々の健康チェックにも使用可能です。

 

アプリ内で本会員になると、日本調剤の薬局で処方してもらった薬の情報が自動的に反映されるほか、カレンダーを使って通院予定日や服薬時間をアラーム設定できたり、家族全員の情報をまとめて管理できたりします。

 

●「おくすり手帳Link」
「株式会社NTTドコモ」が提供している、スマートフォン専用の無料アプリです。
薬局で印字してもらったQRコードだけでなく、一般市販薬の商品バーコードからも薬の情報を取り込むことができます。
服薬記録が可能で、設定した時刻に服薬した記録がないとアラームで飲み忘れを知らせてくれます。
また、処方箋の画像を薬局へ送信して、事前に調剤準備をしてもらい、待ち時間を短縮できる機能や、クラウドサーバーを通じて薬手帳のデータを薬剤師と共有できる機能も便利です。

 

これらのアプリを使えば、介護を受ける人がスマートフォンを持っていない・操作できない場合でも、介護をしている人が薬の情報を管理して、持ち歩くことができます。

薬手帳を有効的に活用しよう

薬手帳には、これまでにかかった病気や服用した薬、副作用の記録など、大切な情報が記録されています。
薬の飲み合わせのリスクや副作用などは、一般の人にはなかなか判断がしづらいものです。
薬手帳に服用歴をきちんと記録しておけば、医師や薬剤師もより適切な判断ができます。
場合によっては医療費が安くなるというメリットがありますし、便利なアプリも多数登場していますので、介護でも薬手帳を有効的に活用しましょう。

(注)本記事の内容は、公的機関の掲出物ではありません。記事掲載日時点の情報に基づき作成しておりますが、最新の情報を保証するものではございません。

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