要介護3と4の違いは?認定時の目安と介護保険の支給限度額


 
要介護といっても状態は人によってさまざまです。介護保険制度では、状態に応じて適切なサービスを提供するため、状態を段階的に評価する要介護認定が定められています。介護保険サービスを受けるためには要支援認定・要介護認定が必要です。要介護認定において、要介護3は中程度、要介護4は重度と認識されています。要介護3と要介護4にはどういった違いがあるのでしょうか。ケアが必要な要介護状態のご家族がいる場合は、要介護3と要介護4の違いについて知っておくことをおすすめします。
 
こちらでは、要介護認定に関する基礎知識や要介護3と要介護4の違いについて詳細に解説していきます。利用する介護施設や介護サービスを選ぶ際の参考情報としてお読みください。
 
【目次】
1.要介護認定に関する基礎知識
2.要介護3と4の違い (1)認定時の目安
3.要介護3と4の違い (2)介護保険の支給限度額、介護サービス
4.要介護3の方も4の方も入居可能な有料老人ホーム「イリーゼ」
5.要介護3と4の違いをしっかりと理解しよう


 
 

要介護認定に関する基礎知識

まずは要介護認定の概要や認定が決定されるまでの流れなど、要介護認定に関する基礎知識についておさえておきましょう。
 

●要介護認定(要支援認定)とは?

要介護認定(要支援認定)とは、介護老人が日常生活においてどの程度の介助や支援が必要なのかを、介護度で示す評価方法のこと。要支援1~2、要介護1~5の7段階で、介護・支援の必要度を評価しています。それぞれの段階に認定基準が設けられています。介護が不要な場合は自立と認定されます。
 
要支援1がもっとも軽く、要介護5がもっとも重い認定です。要介護3は中程度であり、要介護4以上は重いほうの介護度として分類されます。介護度の段階に応じて、受けられるサービスや介護保険から支給される給付金額、自己負担額の割合などが異なります。また、住宅型有料老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、介護医療院、グループホーム、ショートステイなど施設ごとに受け入れ可能な介護度は変わりますので、事前にご確認ください。
 

●要介護認定(要支援認定)を受ける流れ

STEP1:申請
要介護認定を受けるためには、まず申請が必要です。介護者の住む市区町村・自治体の窓口へ申請します。手続きの際には、申請書と介護保険被保険者証が必要です。65歳以下の場合は介護保険被保険者証の代わりに健康保険証を用います。マイナンバーの記載は原則必要ですが、地方自治体により対応が異なるため事前に確認しておきましょう。
 
STEP2:訪問調査
申請後は認定調査員による訪問調査が行われます。訪問調査では、自宅での対象者の日常生活や心身の状態が調査されます。家族からのヒアリングも調査の一環です。ヒアリングでチェックした内容は審査結果に影響するため、正確に状況を伝える必要があります。具体的な調査内容は家族・住居・病気といった環境を調査する「調査概要」、身体機能・生活機能・認知機能・社会性などを調査する基本調査、基本調査からさらに具体的な調査を行う「特記事項」に分類されます。
 
STEP3:主治医の意見書作成
訪問調査後、主治医によって意見書が作成されます。意見書は疾病や負傷の状況についての意見を記載した、その後の判定の資料をとなる書類です。通常はかかりつけの主治医が作成しますが、主治医がいない場合は市町村が指定する医師によって作成されます。
 
STEP4:一次判定
一次判定はコンピュータ判定によって行われます。主治医によって作成された意見書と、訪問調査による内容を入力し、コンピュータによる自動判定を実施します。判定に使用するシステムは全国共通です。
 
STEP5:二次判定
二次判定では、介護認定審査会による審査が行われます。保健・医療・福祉など各分野の専門家による会議で判定が決定されます。判定の基準となるのは、主治医の意見書と訪問調査の際に記録された特記事項です。一次判定が適切か否かも審議されます。
 
<参考>
厚生労働省 要介護認定に係る制度の概要
厚生労働省 要介護認定はどのように行われるか
調布市 介護保険制度におけるマイナンバー対応
宮代町 介護保険窓口での個人番号(マイナンバー)の取扱いについて
 

要介護3と4の違い (1)認定時の目安

 
要介護3と要介護4の間には、具体的にどういった違いがあるのでしょうか。以下では、要介護認定など基準時間と状態から、要介護3と4の違いについて解説します。
 

●要介護認定等基準時間の違い

要介護認定等基準時間は、要介護3が70分以上90分未満、要介護4が90分以上110分未満とされています。要介護認定等基準時間とは、介護の手間を表す際に指標となる時間のこと。介護度の判定基準のひとつとなり、申請時の審査によって判断されます。あくまでも目安のため、実際に介護が行われた時間と一致しない可能性もあります。
 

●認定の目安とされる状態の違い

・要介護3の場合
要介護3は、日常生活の動作において、全般的に他者のサポートが必要とされる状態と定義されます。例として、着替え、入浴、トイレでの排泄、食事といった場面での生活動作が困難であり、サポートが必要です。
 
要介護者は自分だけで立ち上がることができず、歩行も困難な状態であり、立ったままの状態を保つのが難しいケースもあります。認知症の症状がある場合、要介護3は日常生活に影響が出ていて対応が必要になる状態です。
 
・要介護4の場合
要介護4は、介護なしで日常生活を営むことがほぼ困難な状態です。要介護3よりも身体機能や思考能力などが低下し、多くのサポートが求められます。自力での立ち上がりや歩行だけでなく、立ったままの状態を保つ行動もできないほか、座ったままの姿勢を維持することも困難とされます。認知症の症状がある場合、要介護3の状態よりも理解力の低下が見られ意思疎通が難しい状態です。
 
<参考>
厚生労働省 介護保険制度における要介護認定の仕組み
 

要介護3と4の違い (2)介護保険の支給限度額、介護サービス

 
要介護3と4には、介護保険や受けられる介護サービスに違いがあるのでしょうか。介護保険の支給限度額、介護サービスからそれぞれの違いについて解説します。
 

●介護保険の区分支給限度額

要介護3の区分支給限度額は27万480円、要介護4の区分支給限度額は30万9380円です。区分支給限度額とは、介護サービスの利用でかかった費用のうち介護保険から支給される限度額です。利用者の費用負担は、所得に応じて原則1~3割負担になります。
 
区分支給限度額は月ごとに決められており、超過した金額は自己負担となります。ただし、高額介護サービス費用制度により、1カ月の自己負担の金額には上限(負担限度額)が定められており、超過分は払い戻されます。
 
負担限度額は所得に応じて決まります。例として、年収約770万円未満の市町村民税課税世帯の負担限度額は月額4万4400円です。高額介護サービス費用制度の利用には申請が必要になります。
 

●利用できる介護サービス

要介護認定によって利用できる介護サービスが異なります。要介護3と4ではすべての介護サービスを利用可能です。例として、訪問介護、通所介護、通所リハビリ、福祉用具貸与などの介護サービスを利用できます。ただし、要介護4のほうが介護度は重度になることから、レンタルできる用具やサービスの利用回数などが増えるケースがあります。
 
施設入居についても相違点があります。要介護3以上は特別養護老人ホーム(特養)への入居が可能です。要介護3では訪問介護や通所介護を利用する人が多い傾向がありますが、要介護4の認定を受けると一般的にケアマネジャーから高齢者向け施設への入居をケアプランとしてすすめられます。一方で、在宅介護が不可能というわけではなく、デイサービスなどの利用を増やして在宅介護をしていくという選択肢もあります。
 
<参考>
阿賀町 介護保険区分支給限度額(一か月あたりの上限額)について
目黒区 区分支給限度額(介護保険から給付される一か月あたりの上限額)
厚生労働省 高額介護サービス費
 

要介護3の方も4の方も入居可能な有料老人ホーム「イリーゼ」

 
介護付有料老人ホーム「イリーゼ」についてご紹介します。入居者様に安心で快適な生活を提供する取り組み行っているほか、入居のハードルを下げるように努めている老人ホームです。要介護3・要介護4の方も入居していただけます。以下では「イリーゼ」のおすすめポイントやサービス内容をご紹介します。
 

●イリーゼとは?

イリーゼは全国で100以上の施設運営を手がけてきた実績を持つ有料老人ホームです。すべての施設において入居金0円プランを利用できるため、入居時の金銭的負担を軽減できます。初期費用を抑えることで、高い入居率を維持している老人ホームです。
 

●イリーゼをおすすめできる理由

イリーゼは要介護度が重度の方の入居にも対応しています。介護スタッフが24時間365日常駐しており、日常生活を全般的にサポート可能です。生活のなかで常に注意が求められるご家族の入居にも適した老人ホームとなっています。
 
要介護度3や4など介護度が中程度以降の場合は、入居費用の減額制度を利用できる施設があります。介護の費用負担が大きいと感じている場合は、利用を検討してください。ただし、利用できない場合もあるため事前に確認していただくようお願いします。
 
日々の食事は、施設内の厨房で調理しています。出来たてで美味しく、健康に配慮した食事を味わえるのが魅力です。食事は施設の生活においても大切な楽しみのひとつ。イリーゼでは、入居者様に健康面・美味しさの面で満足できる食事をとっていただくように努めています。
 
(注)職員体制は施設により異なります。詳しくはフリーダイヤルよりお問い合わせください。
 

●イリーゼに入居する流れ

 
1.受付・見学
まずは、お電話またはホームページからお問い合わせください。資料請求や見学のご案内をいたします。
 
2.申込み
ご入居をご検討いただけましたら、お申込みまたは仮押さえへと進みます。ご契約が成立するまでは、途中解約も可能でございます。
 
3.必要書類の提出
当社書式の「健康診断書」「入居申込書兼個人情報使用同意書」、医療機関書式の「診療情報提供書」など、必要書類をご用意いただきます。
 
4.入居前の面談
契約内容、重要事項、管理規定などについて、十分にご説明いたします。ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
 
5.契約・入金
内容にご納得いただけましたら、契約書にご署名とご捺印をいただきます。ご入居までに指定の口座へ入居金をお振り込みください。
 
6.入居
介護スタッフが万全の体制を整えて、ご入居をお待ちしております。お体の不自由な方は、お迎えサービスをご利用いただけますので、お気軽にお申し付けください。
 

要介護3と4の違いをしっかりと理解しよう

要介護3と4の違いについて解説しました。どちらも基本的な日常生活が困難な状態ですが、要介護3は中程度、要介護4以上は重度と考えられています。また、要介護認定等基準時間や介護保険の支給額についても違いがあります。申請後は専門家による審査が行われますが、正確な審査結果を得るためには訪問調査の際のヒアリングでご家族の状態をしっかりと伝えましょう。また、要介護3と要介護4の方を施設に入居される場合は、各施設の入居条件を確認し対応している施設を探す必要があります。イリーゼは双方に対応しておりますので、施設への入居をご希望の場合はお気軽にご相談ください。入居金無料のプランについてもご案内させていただきます。

(注)本記事の内容は、公的機関の掲出物ではありません。記事掲載日時点の情報に基づき作成しておりますが、最新の情報を保証するものではございません。

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よくあるご質問

Q料金が安い分、スタッフの数が少なかったり、医療連携や介護サービスの質が低かったりしないか心配です。
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イリーゼでは、ご入居者さまと介護・看護職員の比率が3:1以上になるように配置(※)しており、ご入居者様に医療連携・介護ともに手厚いサポートを提供しております。

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