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介護拒否に上手に対応するには?主な原因と取るべき対処法

介護は被介護者の理解と協力が求められます。しかし、さまざまな要因から被介護者の協力が得られず、介護が思うように進まないこともあります。これが介護拒否と呼ばれる状態です。リハビリ、排泄、入浴介助などの介護が滞れば、被介護者の健康状態が脅かされることも考えられます。単なる一時的な感情の問題として処理せず、対応策を考えなければなりません。こちらでは、介護拒否に関する基礎知識や原因、対応策についてお話します。

介護拒否に上手に対応イメージ1

介護拒否の基礎知識

介護拒否とはどういった状態なのでしょうか。また、具体的にどのような介護拒否の例があるのでしょうか。以下では、介護拒否の概要や種類など、介護拒否の基礎知識についてご案内します。

介護拒否とは?

介護拒否とは、被介護者が介護を拒否することを指します。代表的な例が、食事拒否や入浴拒否、トイレ拒否、着替え拒否、外出拒否などです。薬を吐き出すなど、病気の治療に関わることも拒否することがあります。

介護がスムーズに進まなくなるため、介護拒否には対策が必要です。一方で、介護拒否には複数の原因が存在すると考えられています。何らかの意思表示のための介護拒否もあるため、原因の見極めが重要です。

介護拒否の主な原因

・認知機能の低下
認知機能が低下すると、結果的に介護拒否につながることがあります。代表例が、食事の方法を忘れてしまい、出されたものを食べなくなることによって起こる食事拒否です。被介護者には、「出されたものを食べ物として認識できない」「箸の使い方がわからない」といった認知機能の低下が起こっています。

・羞恥心
介護されていることに恥ずかしさを覚え、介護を拒否する場合があります。主に着替えや入浴、排泄などの際に起こる傾向があります。被介護者の気持ちに配慮せず一方的に介助を行うと拒否が強くなるケースがあるため、慎重な対応が必要です。

・自信喪失による心苦しさ
介護を受けている状態を「人に頼っている」と感じ、情けなく感じることから介護を拒否するケースがあります。介護者に感謝している一方や、迷惑をかけている、申し訳ないと感じ、自信を喪失してしまうことが多いようです。

・思い通りにならない歯がゆさ
介護生活では身の回りの動作に介助が必要になるため、自分の好きなタイミングややり方で行うことができません。そのため、少なからず不満がたまっていくケースがあります。行動が自由に行えないストレスから、結果的に介護拒否に至るケースは少なくありません。

・新しい環境への不安・戸惑い
施設に入居すると、それまでの生活から大きく変化します。例として、食事の回数・時間・料・味付け、入浴習慣の変化などが挙げられます。こうした変化に適応できないストレスから、介護拒否を起こすケースがあります。

・体調不良
体調不良から要介護者が介護を拒否するケースもあります。被介護者が体の状態を正確に伝えられるとは限りません。言葉にできない体調不良から介助を苦痛に感じることもあるため、注意が必要です。

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介護拒否に対して取るべき主な対応

介護拒否はデリケートな問題のため、無理強いして介護を行うのはNGです。慎重に対応し、被介護者の気持ちを開いていく必要があります。介護拒否に対して取るべき代表的な対応をご紹介します。

本人の気持ちを優先する

まず、可能な限り介護を無理強いせず、本人の意思を尊重することが大切です。介護する側が怒ってしまうと、かたくなに拒否されてしまうこともあるため注意する必要があります。介護が必要であることを伝え、納得してもらうように話を進めるほうが良いでしょう。

拒否する理由を聞いて原因を突き止め、解消していく取り組みが求められます。被介護者が介護に対して協力的になってくれるように務めることが重要です。

タイミングを変えて再び声かけする

一度拒否されても、時間をおいてから再度声かけすると、介護を受け入れてもらえることがあります。これは、気分にムラがあったり、体調が悪かったりして拒否している場合があるためです。その場で強引に介護を進めると拒否の感情を強めて逆効果になることがあるため、タイミングを改めることも検討してみましょう。

介護する前に何を行うかを伝える

何も言わず、いきなり介助し始めると、相手が戸惑って抵抗することがあります。介助を行う際は、何をするか声掛けをする意識を持ちましょう。言葉が足りているか、再確認することが大切です。

対応や、被介護者の状態によって変える必要があります。例として、認知症による記憶障害で忘れてしまう場合は、何度か重ねて声かけすると良いでしょう。介護の直前だけでなく、少し前から予告するようにコミュニケーションを取るとスムーズに進みやすい傾向があります。例として、食事の準備を始める前に「もうすぐお昼ご飯ですよ」「ご飯ができたら一緒に食べましょう」などと声をかけるように意識してください。

プロの力を借りる

家族だけでは介護拒否に対処できない場合、行政サービスや介護サービスなどの利用がおすすめです。家族だけで介護を行うことにこだわると、家族の生活に支障が出てしまうことがあります。専門家に相談し、必要に応じてデイサービスの利用や施設への入所などを検討すると良いでしょう。

介護拒否の対応には、施設の利用も選択肢のひとつ

ご自身で介護拒否しているご家族の対応を行うのが難しい場合は、有料老人ホームなどの施設を利用しましょう。イリーゼは、延べ10000人以上のご入居者様をお受け入れした実績を持つ有料老人ホームです。ご家族様やご入居者様のお悩みをお聞きした上での入居相談が可能です。以下では、イリーゼの強みについてご紹介します。

イリーゼとは?

イリーゼは、全国100以上の施設運営を行ってきた実績がある有料老人ホームです。全施設において入居金0円プランを利用でき、初期費用を節約できるため入居しやすい施設です。介護スタッフが24時間365日常駐しており、ご家族の様子を昼夜問わず見守ります。

イリーゼをおすすめできる理由

イリーゼでは、ケアの専門技術を持つ介護スタッフがご家族の1日の生活をサポートします。トイレや入浴など、必要な場面で丁寧なケアを行います。一人ひとりに合わせたケアで、介護拒否を行う方にもしっかりと対応可能です。

必要な場合は食事介助も実施します。食事拒否傾向の利用者様にも柔軟に対応させていただきますのでご安心ください。食事は施設内の厨房にて出来たてのものをご用意するため、栄養士による献立で健康に配慮した食事を楽しんでいただけます。

(注)職員体制は施設により異なります。詳しくはフリーダイヤルよりお問い合わせください。

イリーゼに入居する流れ

1.受付・見学
まずは、お電話またはホームページからお問い合わせください。資料請求や見学のご案内をいたします。

2.申込み
ご入居をご検討いただけましたら、お申込みまたは仮押さえへと進みます。ご契約が成立するまでは、途中解約も可能でございます。

3.必要書類の提出
当社書式の「健康診断書」「入居申込書兼個人情報使用同意書」、医療機関書式の「診療情報提供書」など、必要書類をご用意いただきます。

4.入居前の面談
契約内容、重要事項、管理規定などについて、十分にご説明いたします。ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

5.契約・入金
内容にご納得いただけましたら、契約書にご署名とご捺印をいただきます。ご入居までに指定の口座へ入居金をお振り込みください。

6.入居
介護スタッフが万全の体制を整えて、ご入居をお待ちしております。お体の不自由な方は、お迎えサービスをご利用いただけますので、お気軽にお申し付けください。

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介護拒否の対応はよく検討して慎重に

介護拒否の具体的な例や対処するポイントについてお話しました。スムーズに介護が進まなくなってしまう状況は、介護者の方にとっても負担になる可能性があります。一時的な拒否で終わる場合もありますが、本格的に介助を受けることに対して否定的になってしまうこともあるため、対策が必要です。上述したように、介護拒否はさまざまな原因によって起こります。被介護者がどんな理由で介護を拒否しているのかイメージしながら、適切な対策を講じましょう。

一方で、ご家族の力だけでは難しいのも事実です。介護施設は介護のプロであり、介護拒否に関する対処についても熟知しています。介護拒否の傾向が見られるご家族がいる場合は自分たちだけでの介護にこだわらず、施設への入居を検討してください。イリーゼでは在宅介護を困難に感じ、施設入居の必要性を感じているご家庭のご相談をお待ちしております。

※本記事の内容は、公的機関の掲出物ではありません。記事掲載日時点の情報に基づき作成しておりますが、最新の情報を保証するものではございません。

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