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高齢者に食事拒否されたときの対処法|食が進むような工夫の仕方は?

高齢者にとって深刻な問題のひとつが食事拒否です。

「食べたくない」という意思表示をするケースや、飲み込めない、食べ物を認識できないなど状態はさまざまですが、介護者にとっては難しい問題となります。栄養や水分が不足し健康面に影響するため、食事拒否を放置することはできません。特に認知症患者にとって一般的な症状のため、多くの老人ホームでは食事拒否への対策を用意されています。

こちらでは、食事拒否の原因や対処方・注意点について解説します。

食事拒否対処法イメージ1

高齢者の食事拒否の主な原因

高齢者の食事拒否はどうのようにして起こるのでしょうか。代表的な原因をご紹介します。

身体的な機能低下

食事拒否の代表的な原因のひとつが身体的な機能低下です。高齢者自身の咀嚼(そしゃく)する力や嚥下(えんげ)する力、消化する力などの衰えにより、食欲不振となるケースがあります。筋力が低下することで姿勢が悪くなり、腹部が圧迫されることで、食欲減退につながるケースも一般的です。活動量の低下により空腹になりにくくなり、食事量が減ってしまうこともあります。

認知症の進行

認知症の進行によって食事拒否に陥ることも少なくありません。失認によって高齢者が食事のことを認識できなくなり、食べられなくなるケースがあります。失認とは、目や耳など五感の感覚器に異常がないものの、状況を把握する機能が低下した状態のことです。この状態になると「目の前にあるものを食べ物だと理解できない」「食べる方法がわからない」など食事が困難になります。

認知症による集中力の低下や抑うつ状態なども食事を妨げる間接的な原因です。「食事以外のことに気を取られ、食べる作業を続けられなくなる」といった傾向が見られる場合、認知症から食事拒否が引き起こされていると考えられます。

食事の内容

食事に高齢者の苦手なものが含まれている場合、食欲減退の原因になることがあります。栄養バランスが良い食事でも好みに合わない場合は食べてもらいにくく、味覚の違いによっては適切な栄養状態を保つことが困難です。

減塩食やミキサー食などに食事形態を変えたとき、食欲がわかなくなる高齢者もいます。「味が薄い」「見た目が好みではない」といった理由で、高齢者の食べる意欲がなくなるおそれがあるため、個人の好きな食べ物・嫌いな食べ物の傾向を詳しく把握しなければなりません。

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高齢者の食事拒否を解消する主な対処方法

食事拒否を解消するためには、以下のような対処が行われます。ご自宅でのケアが難しい場合には、介護食に対応した介護施設も検討してみましょう。

声かけや食事介助などを行う

高齢者に認知症の傾向がある場合、本人の目の前で介助する人が一緒にテーブルにつき、食事を食べるほうが良いでしょう。食事の方法がわからなくなってしまった人でも、真似をして食べてくれることがあります。食事前に食べ方や道具の使い方などを説明しておくと、スムーズに食事に入りやすい場合があります。便秘などお腹の調子によってご飯を食べる意欲がなくなっている場合もあります。普段の様子からはわからない場合もあるため、積極的に確認することが大切です。

食事環境を変える

食事環境を変えることも大切です。落ち着いて食事ができるよう、刺激の少ない環境を整えるほうが良いでしょう。「テレビをつけっぱなしにしない」「食卓の上に食事と関係ないものを置かない」といった環境の変化で改善する場合があります。一人で食べると食が進まない高齢者の場合、家族が一緒に食卓を囲めるように配慮することも大切です。食事時間の変更で解消される可能性もあります。さまざまな対応方法を検討してみる必要があります。

高齢者本人の意思を尊重する

食事拒否が起きている場合も無理に食事をとらせようとするのは避けたほうが良いでしょう。高齢者本人にとってストレスとなり、かえって食事が進まなくなることもあります。高齢者に好物を確認しておき、メニューに反映することで食欲を増進できる場合があります。流動食やとろみ食などが苦手な高齢者の場合は、可能な範囲で好みの食事形態に変えると良いでしょう。無理強いをせずに、高齢者自身の気持ちや体調を優先して能動的に食事をしてくれる方向に導くことがポイントです。

食器を変える

特に認知機能が低下している高齢者の場合は食器と食べ物が判別しづらくなっている場合があります。無地のシンプルなお皿で料理を提供すると、食べ物を視認しやすくなるでしょう。また、箸をうまく使えない高齢者の場合はスプーンやフォークを用意してみるのもおすすめです。

調理方法や盛り付けを変える

カットの大きさや食べ物の固さを変えると高齢者にとって食べやすくなる場合があります。また、盛り付けを工夫することも大切です。嚥下障害を持っている方や入れ歯の方は、特にこうしたケアが必要です。小分けにして一度に盛り付ける量を減らすと、見た目上の圧迫感がなくなり食欲につながるケースがあります。

高齢者に適度な運動をしてもらう

運動は食欲を刺激する重要な要素です。高齢者に適度な活動を促すことで、食欲低下が改善する場合があります。体に負担の少ない範囲で動作を行い、食欲を促進してみると効果的です。

要介護者でも食べやすい工夫が施された食事を提供する老人ホーム「イリーゼ」

食事拒否が心配なご家族を入居させる老人ホームとしておすすめしたいのが「イリーゼ」です。イリーゼの特徴や食事の内容についてご紹介します。

イリーゼとは?

イリーゼは全国で100以上の施設運営の実績がある有料老人ホームです。すべての施設で入居金0円プランを利用できるため、初期費用を抑えて入居していただくことができます。介護スタッフが24時間365日常駐している点も特徴です。常に注視しなければならないご家族の入居に関してもご相談ください。

(注)職員体制は施設により異なります。詳しくはフリーダイヤルよりお問い合わせください。

イリーゼの食事の特徴

イリーゼでは、お身体の状態に合わせて1日3食の食事を提供しています。栄養士が毎月献立を考え、バランスの良い食事を提供しているため、栄養面でも安心です。

介護者の状態に合わせて、きざみ食、ソフト食、ミキサー食などに変更できるため、ご相談ください。医師の指導のもと、糖尿病食や腎臓病食といった治療食も提供できます。

食事は施設内の厨房で調理しており、出来立てを提供しているため、美味しく召し上がっていただけます。旬の食材を使った料理やご当地グルメなどを提供する施設があり、飽きずに食事を楽しんでいただける工夫に取り組んでいます。

(注)食事の提供内容は施設により異なります。また、ソフト食の提供には別途費用が掛かります。詳しくはフリーダイヤルよりお問い合わせください。

イリーゼに入居する流れ

1.受付・見学
まずは、お電話またはホームページからお問い合わせください。資料請求や見学のご案内をいたします。

2.申込み
ご入居をご検討いただけましたら、お申込みまたは仮押さえへと進みます。ご契約が成立するまでは、途中解約も可能でございます。

3.必要書類の提出
当社書式の「健康診断書」「入居申込書兼個人情報使用同意書」、医療機関書式の「診療情報提供書」など、必要書類をご用意いただきます。

4.入居前の面談
契約内容、重要事項、管理規定などについて、十分にご説明いたします。ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

5.契約・入金
内容にご納得いただけましたら、契約書にご署名とご捺印をいただきます。ご入居までに指定の口座へ入居金をお振り込みください。

6.入居
介護スタッフが万全の体制を整えて、ご入居をお待ちしております。お体の不自由な方は、お迎えサービスをご利用いただけますので、お気軽にお申し付けください。

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高齢者の食事拒否解消に取り組んでくれる老人ホームを選びましょう

食事は生活をしていくために必須です。生活の楽しみでもあるため、加齢や病気により満足に食事できない場合は大きなストレスになります。食べること自体を拒否してしまう場合や、嚥下機能が低下していることから生じる食事拒否は難しい問題です。高齢者を老人ホームに入居させる場合は、介護職が解消に向けて根気強く取り組んでくれる施設を選びましょう。

※本記事の内容は、公的機関の掲出物ではありません。記事掲載日時点の情報に基づき作成しておりますが、最新の情報を保証するものではございません。

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