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ソフト食とは?向いている人とメリット、美味しく作るポイント

ソフト食とは、食べ物を柔らかく調理することで、咀嚼力が低下した高齢者でも食べられるように工夫された介護食を指します。たくさん噛まなくても食事を飲み込みやすいほか、誤嚥を防ぎやすいメリットもあります。美味しく作るためのコツを知り、日々の料理に活かしましょう。ご自宅での調理が難しい場合は、専門サービスの力を借りるのもひとつの手です。

こちらでは、ソフト食の基本的な知識や作り方、利用可能なサービスなどをご紹介します。

ソフト食イメージ1

ソフト食の基礎知識

高齢者の安全に配慮しながら栄養を摂取できるソフト食。加齢にともない、噛む力や飲み込む力が低下した人におすすめです。まずは、ソフト食の特徴や必要性、メリット・デメリットなどをご紹介します。

ソフト食とは?

ソフト食は、通常の食事よりも柔らかめに調理された介護食のことです。「軟食」や「軟菜食」とも呼ばれることがあります。舌や歯茎で押すだけで潰れる程度の柔らかさが目安です。煮込んだり茹でたりする工程を通常よりも長めに行って仕上げます。噛む(咀嚼:そしゃく)機能が低下している人や、飲み込む(嚥下:えんげ)機能が低下している人に向いています。

ソフト食のメリット・デメリット

・メリット
ソフト食は見た目が通常食に近いため食欲がわきやすいといわれています。ペースト状になったミキサー食と比べると、食事への意欲も増すかもしれません。

また、食べ物が柔らかいため、あまり咀嚼しなくても飲み込みやすい点がメリットです。口の中で食べ物がまとまりやすいため、誤嚥(ごえん)のリスクが少ないとされています。

・デメリット
ソフト食は、柔らかくするために、長時間煮込むなどの工程が必要になります。そのため、調理時間が長くかかるのがデメリットです。また、食材本来の歯ごたえや食感を楽しみにくいため、人によっては苦手とする可能性もあります。

きざみ食との違い

介護の食事形態には、ソフト食のほかに、きざみ食などの種類があります。きざみ食はソフト食と異なり、食材の硬さを柔らかく調整しないことが基本です。食材の食感などをソフト食よりも強く感じ取りやすいメリットがあります。一方で、飲み込む力が足りない場合は、誤嚥の原因になってしまうこともあるため注意が必要です。それぞれの体の調子に合った形の食事内容を用意しましょう。

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ソフト食の作り方や利用可能なサービス

ソフト食を作る際は、栄養バランスに気を配るのはもちろん、食材そのものを柔らかくする作業が不可欠です。ソフト食通販や宅配サービスなどの介護食品も利用しながら、無理なく調理を続けていきましょう。

ソフト食の作り方のポイント

ソフト食を作るときは、圧力鍋などの調理器具を使って食材を柔らかく仕上げます。箸やスプーンで簡単に潰せるほどの柔らかさが目安です。食べやすいように野菜の皮をむく、魚をすり身にする、肉の筋は切るといった、食品に合わせた処理も大切です。

また、食材をいったんミキサーにかけ、ゼラチンや寒天などを使って固める場合があります。この方法であれば、食材の色を変えずに柔らかくできる点が魅力です。

ソフト食として調理しやすい食材には、繊維の少ない野菜や豆腐、ミンチ、白身魚などがあります。柔らかく加工しやすいため便利ですが、同じ食材ばかり使うと、栄養が偏ったり、食べ飽きたりしてしまうことも。その場合は、市販のソフト食や、下記でご紹介する専門サービスなどを活用しましょう。

ソフト食を利用する方法

在宅介護の際、自宅で調理するのが難しい場合は、外部サービスを利用する方法もあります。ソフト食の通販や弁当の配達サービスなどを探してみましょう。専門の販売サービスはメニューが豊富で、健康に配慮されているのが特徴です。

また、介護施設への入所を考えているときは、ソフト食への変更に対応可能なところを探してみてはいかがでしょうか。一人ひとりに合った食事を出してくれる施設なら、安心してケアを任せられるはずです。

「イリーゼ」の施設ではソフト食への形態変更が可能

イリーゼは、入居金がいらず、専門スタッフが常駐する介護施設です。毎日の楽しみとなる食事にもこだわり、入居者に合わせたソフト食やきざみ食などの提供を行っています。

イリーゼとは?

リーゼは全施設に入居金0円プランが用意されている有料老人ホームです。建物の自社開発費用を削減することで、お客様の費用負担を減らせる仕組みとなっています。

施設には、介護スタッフが24時間365日常駐しています。ケアの専門知識と技術を持つプロが入居者の日常生活をサポートするため、安心して生活していただけます。

(注)職員体制やレクリエーションは施設により異なります。詳しくはフリーダイヤルよりお問い合わせください。

イリーゼが提供する食事の特徴

イリーゼの毎日の食事は、施設内の厨房で作られた出来たてを提供しています。献立は栄養士が健康に配慮して考えており、旬の食材を使用した季節のメニューを用意するなど、美味しく食べていただけるように工夫しています。食堂への移動にサポートが必要な場合はスタッフが付き添うため、安心してご利用ください。

また、イリーゼでは入居者の身体の状態に合わせて食事形態の変更を行っています。利用できるのは、ソフト食、きざみ食、ペースト食(ペースト状にした介護食)などです。ソフト食は追加料金が必要なため、事前にご確認いただくと安心です。

各食事の塩分調整も可能ですが、減塩するグラム数により対応できない場合があります。詳細はあらかじめお問い合わせください。

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ソフト食を提供する介護施設の利用も検討しよう

ソフト食は、嚥下力や咀嚼力が低下した高齢者でも食べやすい食事のひとつです。ただ、ご自宅で毎日のように作り続けるのは手間がかかります。市販されているものや宅配サービスなども利用して、介護する側の負担も減らしていきましょう。また、介護施設へ入所する際は、入居者の状態に合わせた食事を提供するところを選ぶのが大切です。イリーゼであれば、ソフト食やきざみ食など、幅広い形に対応できます。希望する施設へお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

ソフト食イメージ3

医療法人社団高輪会 人事部教育研修課
歯科医師 成平恭一 歯科衛生士 渡辺昭子 言語聴覚士 岡島雅美
公式HP:https://www.takanawakai.or.jp/

医療法人社団高輪会、昭和54年設立。
訪問歯科を中心とした医療法人で、全国の歯科医院に先駆けて専用の訪問診療車を導入するなど訪問歯科を積極的に運営。訪問歯科のほか学術研究に裏打ちされたノウハウと技術で、外来診療や審美歯科など幅広い歯科サービスを提供。人事部教育研修課はグループ従業員数歯科医師、歯科衛生士含め約650人の研修を取りまとめる。

※本記事の内容は、公的機関の掲出物ではありません。記事掲載日時点の情報に基づき作成しておりますが、最新の情報を保証するものではございません。

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