認知症とは

認知症とは、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が低下した状態をいいます。

高齢者人口の増加の急増により、認知症の患者数が増えています。65歳以上の高齢者のうち、15%にあたる462万人が認知症患者で、加えて400万人が認知症に進む可能性のある予備軍であると推定されます。

認知症の原因となる病気の中で、アルツハイマー型が一番多く全体の7割を占めています。これらの病気が原因で脳細胞の一部が障害をうけ、認知機能が低下し、生活に支障をきたすのが認知症です。たとえば、昨日買い物に行ってなにを買ったのかを忘れるのは、加齢による物忘れ。買い物に行ったことそのものを忘れてしまうのが認知症です。


認知症とは


認知症の物忘れと、加齢による物忘れの違い
  認知症 加齢の場合
物忘れの内容 自分の体験した出来事を忘れる。

最近の出来事を思い出せない。
人やモノの名前、知識などを忘れる。

体験の一部を忘れる。ど忘れ。
物忘れの自覚 自覚なし、深刻に考えていない。 自覚があり、思い出すことができる。
物忘れの程度 進行する。 進行しない。
理解・判断等の能力 低下する。支障をきたす。 低下していない。支障はない。
日常生活への支障 支障をきたす。 支障はない。
日時の認識 季節や月・日にち・時間が認識できなくなる。 認識できる。

認知症の人に共通してみられる記憶障害、見当識障害、実行機能障害、失認・失語・失行などを「中核症状」と呼んでいます。これらの症状に、生活環境や本人の性格、他の病気等の影響で、徘徊や暴言等の家族を困らせる症状が現れることがあり、これをBPSDと呼んでいます。

BPSD(周辺症状)

イリーゼでは、徘徊などの認知症の方でもご入居いただけます。お客様に細やかなサービスを提供できるよう、個別の介護計画に基づき、生活環境とサービスをご提供いたします。

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